会議でマインドフルネス!?
マインドフルネスは会議にも活用できることをご存知ですか?
沢山の情報が飛び交う会議。机に座ったまま分厚い書類を眺め、重要な事項を検討し、方針を決定する……なかなか負荷のかかる業務の一つです。
そんな会議の場でも、脳疲労を低減させるマインドフルネスは実に有効に機能します。

休憩の使い方が、後半のパフォーマンスを決める
長時間集中すると心身ともに疲れるもの。 休憩の際は、お手洗いや喫煙所に行く方が多いでしょう。 ここが会議後半に向けての大切なポイント。
休憩時間またはその後に、5分前後の短いマインドフルネス瞑想を実施します。 脳内をリセット、集中力を再調整することで、短時間でも参加者のパフォーマンスを向上させる効果が期待できます。
会議での活用のために
とはいえ、いきなり会議にマインドフルネスを導入するのは難しいですよね。 初めての方は、瞑想しようと言われて逆に考え込んでしまう場合も。
日頃からマインドフルネスの実践を社内で推奨されていたらベストですが、人事研修などで定期的に実践の機会を設けることも有効でしょう。
まずはカジュアルにスタート
社内にマインドフルネスの実践を浸透させるためには、研修などに加えて、気軽に参加できる機会を設けることがおすすめです。
週に何回か、昼休みにマインドフルネス活動を行っている企業もあります(私の友人の会社です)。 始めは少なかった参加者も、瞑想の効果を聞きつけて少しずつ増えているのだとか。

当社での活用例
先日2時間実施した社内会議は、各自その場で考えを発表したり意見交換したりする内容で、ワークショップ形式で行いました。 合間に7分程度のマインドフルネス瞑想を取り入れ、脳内をリフレッシュすることで、集中を切らさずにとても良いディスカッションができました。
後日、スタッフに感想を聞いてみたところ、ただ休憩時間があるだけでは結局いろいろ考えてしまって頭が休まらなかったけれど、マインドフルネスで一度リセットできたからすっきりした気分で後半に参加できた、とのことでした。
当社では、人事研修の一環としてマインドフルネス研修を行っているため、スタッフたちも自然に瞑想に取り組めたのだと感じています。
まとめ
短時間の瞑想は、忙しい業務の合間にも取り入れやすい活動です。 日常的に、従業員が心身をリフレッシュする時間を設けることで、会社全体としてのパフォーマンスやエンゲージメントの向上も期待されます。
マインドフルネスを継続していくことで、従業員のワークライフのバランスの改善や、メンタルヘルスケアとしても大きな意義を担ってくれるでしょう。
まずは小さな活動から。あなたの会社でも始めてみませんか。

当社の研修は、オンラインも対応しています。 出社が難しいリモートワークの方もフォローできるから安心。 また、本文で取り上げたような短時間の瞑想や社内活動もサポートしています。 まずはお気軽にご相談ください。